求人は集まる。難しいのは「どんな方か」の見極め
ハローワークの障害者の求人は、そもそも集まらない求人ではないんです。集まります。ただ、問題は質です。実際にどういう方なのかを面接して見極め、採用する。この流れを、皆さんがいちばん難しいと感じているところだと思います。
集まりやすい求人、集まりにくい求人
1. 職種で大きく変わる
いちばん大きいのは職種です。事務職はとても集まりやすい。でも、たとえば介護のように、現場で体を動かして働く仕事は、集まりにくい傾向があると思います。
2. 「理解してくれそうな職場か」が文面から伝わるか
合理的配慮がされているか、支援が行き届いているか、ちゃんと理解してくれそうな職場か。それが求人の文面から伝わるかどうかも、とても大事です。
障害者雇用促進法では、2016年4月から、事業主に、障害のある方への差別の禁止と、合理的配慮の提供が義務づけられています。募集・採用の段階も対象です。求人票でも、どんな配慮ができるのかを具体的に書くことで、応募する方の安心につながります。
3. 特例子会社とサテライトオフィスの求人には、多く集まる
特例子会社やサテライトオフィスの求人には、とても多くの応募が集まります。支援や配慮がすでにあると分かっているからです。
NEXTぷれいすでは、ハローワークの求人票づくりから、伝わる書き方をお手伝いします。
面接で、人事の方が困ること
障害の特性や病状のことを詳しく聞くのを、ためらう方が多いですね。もちろん聞き方には配慮が必要です。でも必要な情報が取れないと、その方にどんな配慮が必要なのかを洗い出しきれないことがあります。
また、特性によっては、自分のことを上手に伝えられない方もいます。そのとき、どう聞けばいいのか分からない、というケースがとても多いと思います。
支援員が面接で確かめている2つのこと
1. 自己理解
いちばん確かめているのは、自己理解です。自分がどんな特性を持っていて、どんなことを助けてほしくて、何ができるのか。それをちゃんと説明できる方なら、採用したあとのミスマッチも起きにくいし、まわりも支援しやすい。自己理解が低い方だと、ミスマッチがとても起こりやすくなります。
たとえば、「どんなときに調子を崩しやすいですか」「そのとき、まわりにどうしてほしいですか」「得意な作業は何ですか」と、本人が答えやすい形で聞いていきます。
2. 安定して出勤できるか
もう一つは出勤です。健康状態や生活の管理ができているか。採用したあとのいちばんの困りごとは、出勤が安定しないことなんです。だから、そもそも働く準備(就労準備性)が整っているかの確認が、とても重要です。
面接だけで分からないときは、実習で
面接だけでは見極めきれないこともあります。NEXTぷれいすでは、東三国のサテライトオフィスで、御社で任せる予定の業務を実際に行う実習ができます。実習を通して、仕事との相性や必要な配慮を確かめてから、採用を判断していただけます(導入の流れ)。
