このシートの使い方

- 部署を一つ選ぶいちばん忙しい部署、困りごとが多い部署から始めます。
- 毎日・毎週・毎月の作業を書き出す「この作業は誰でもできるか」はまだ考えず、作業を小さく分けて、全部書き出します。
- 任せられそうなものに印をつける手順にできる作業、量がまとまっている作業、確かめる担当を決められる作業から考えます。
- 小さく試して、結果を書くまず一部を任せてみて、かかった時間や直したところを書き残します。
業務切り出しシート
印刷して、部署の方と一緒に書き込んでください。
| 部署 | 作業 | 頻度 | 月の量 | 必要なスキル | 個人情報の扱い | 手順にできるか | 確かめる担当 | 試した結果 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
記入例
書き方の例です。作業の名前は、東三国のサテライトオフィスで行われている仕事や、事例の仕事をもとにしています。量や担当は例として入れたもので、実際の会社の数字ではありません。
| 部署 | 作業 | 頻度 | 月の量 | 必要なスキル | 個人情報の扱い | 手順にできるか | 確かめる担当 | 試した結果 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業 | いただいた名刺を顧客管理システムに入力する | 毎日 | 例:300枚 | パソコンの入力 | あり(会社のルールで扱う) | できる | 営業課のリーダー | (試したあとに書く) |
| 営業 | 入力したお客さまに、ご案内のメールを送る | 毎週 | 例:100件 | 決まった文面のメール送信 | あり | できる(文面は会社が用意) | 営業課のリーダー | (試したあとに書く) |
| 契約・総務 | 契約書のひな型に、決まった項目を入力する | 毎日 | 例:40件 | パソコンの入力・見直し | あり | できる | 総務の担当者 | (試したあとに書く) |
| 人事・労務 | 表計算で管理している情報を、労務システムに移す | 毎月 | 例:全社員分 | 表計算・システムの操作 | あり | できる(仕組みにできる場合も) | 労務の担当者 | (試したあとに書く) |
表計算の情報を労務システムに移す作業は、得意な方が仕組みにして、手作業をなくした事例もあります(事例を読む)。
書き出すときのコツ
- 「障がい者向けの仕事」を探さないまずは部署の仕事を全部書き出します。任せられるかどうかは、そのあとで考えます。
- 作業を小さく分ける「営業事務」ではなく、「名刺の入力」「メールの送信」のように分けると、任せられる部分が見えてきます。
- 会社が強くなる仕事を選ぶ忙しい部署の負担が減る仕事、売上につながる仕事を選ぶと、雇用が「戦力」になります。
- AIや仕組みと組み合わせる人の判断が必要な作業も、AIで判断の基準を具体的にすると、任せられることがあります(AIの時代の業務の切り出し)。
業種ごとの切り出しの例は「業種別の業務図鑑」に、部署に入って一緒に切り出す方法は「業務の切り出し」にまとめています。
