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AIの時代に、
障害者雇用で任せる仕事をつくる

「単純作業がAIに置き換わって、障害者雇用で任せる仕事がなくなってきた」。企業の方から、よくこう言われます。代表の磯隼斗は「だからこそ、AIを使うんです」と答えます。

話し手:代表・公認心理師 磯 隼斗(ぷれいすGROUP)

「任せる仕事がない」と言われたら

データの入力や転記など、これまで障害者雇用で任されることが多かった単純な作業は、AIやシステムに置き換わりつつあります。業務の切り出しをしようとしても、「任せる仕事がどんどんなくなっている」という声を、企業の方からいただきます。

だからこそ、AIを活用して、障害のある方の生産性を上げる業務を組み立てることを提案しています。そしてもう一つ、AIには決してできない仕事を業務に取り込むことです。

この2つを、実際の例でお話しします。

1. AIで「人の判断」を具体的にして、任せられる仕事にする

求人のタグラインづくりの例

たとえば求人の掲載です。求人の反応を見てタグライン(キャッチコピー)を考える業務は、標準化するのが難しいんですね。その人のセンスや技術、熟練が必要になります。

でも、AIへの指示文(プロンプト)をつくって、求人のデータを見てタグラインの案を出してもらうAIをつくれば、ある程度、決まった手順にできます。そうすると、障害者雇用でも切り出して任せられる業務になるんです。

あいまいな判断を、AIで具体的にする

人の判断が、かなりあいまいになっている部分を、AIで具体的にする。そういう使い方です。記事をつくって貼り付ける、まさにいま私がやっているような使い方ですね。

「この人にしかできない」と思われていた仕事も、判断の部分をAIが助ければ、手順のある仕事に変わります。任せられる仕事は、なくなるのではなく、形を変えて増えていきます。

2. AIにはできない、「人が手がけたこと」が価値になる仕事

もう一つは、機能としての価値ではなく、気持ちに届く価値です。その方が直接手がけた、というストーリーそのものが価値になる仕事を、業務に取り込むこともできます。

手書きのDM

ぷれいすGROUPでは、営業のDMの文面をAIでつくり、障害のある方が手書きで仕上げて送っています。手書きのDMは開封されやすく、実際にお客さまとのやり取りにもつながりやすいと感じています。業務として、きちんと成果につながる仕事です。

業種ごとの例

得意なことが分かれば、仕事はもっと広がる

上場しているフィットネス事業の会社では、はじめは単純作業を任せる予定だった方が、プログラミングの得意を生かして、労務の手作業を自動でつなぐ仕組みを開発し、いまは社内のシステム開発担当として働いています(事例を見る)。

AIやシステムは、障害のある方から仕事を奪うものではありません。使い方しだいで、会社の戦力として活躍する場を広げる道具になります。

更新日:2026年10月8日

よくある質問

AIで単純作業が減っても、障害者雇用で任せる仕事はありますか?

あります。AIを使って、これまで熟練が必要だった判断を具体的な手順にすれば、障害者雇用でも任せられる業務になります。また、手書きの案内状のように、AIにはできない「人が手がけたこと」が価値になる仕事もあります。

どんな業務にAIを使えますか?

たとえば求人のタグライン(キャッチコピー)づくりです。センスや経験が必要で人に任せにくい業務でも、求人データを見てAIに案を出させる仕組みをつくれば、ある程度決まった手順で行えるようになります。

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