まずは、承認と傾聴
調子を崩しかけている人に対しては、承認と傾聴です。そして「無理しなくても大丈夫」「立ち止まっても大丈夫」「安心して休んでくれていい」。基本的には、もう頑張らなくていいよ、ということを伝えます。
調子を崩しかけているときに「頑張って」と背中を押すと、かえって追い詰めてしまうことがあります。まずは話を聞き、その人の今を認めることから始めます。
「できるから」ではなく、「あなたが必要」
何かができるから大切にする、という条件付きの気持ちではなく、あなたという存在を私たちは必要としている。ここはあなたが必要とされている場所なんだよ。そういうメッセージを伝えるようにしています。
重く言わず、会話の中で
大げさに、深刻に言うのではなく、その人のテンションやキャラクターを考えながら、ふだんの会話の中で、そのメッセージを少しずつ伝えていく。そういう関わり方を大事にしています。
職場にお願いしていること
雇用の場では、自分の気持ちを言って、上司や会社に受け止めてもらった、という成功体験がとても大事です。だから会社の方にも、そういうときには「ここはあなたを必要としている場所。頑張らなくても大丈夫。ゆっくり、また一歩踏み出せるようになったらいいから」というメッセージを送っていただけるといいですね、とお伝えしています。
NEXTぷれいすのサテライトオフィスでは、支援員が面談でご本人の様子を確かめ、御社にもお伝えします。どんな言葉をかければよいか迷ったときも、支援員にご相談ください。
整ってきたら、その人に合った負荷を
調子が整ってきたら、その人にとって適切な負荷をかけながら、成長につなげていく。これが私たちの基本的なケアのスタイルです。
休むことと、成長することは、どちらか一方ではありません。調子を崩しかけているときは安心して休める場所であり、調子が戻ってきたら、少しずつ挑戦できる場所であること。その両方があるから、人は働き続けられます。
実際に、職場の「一人の戦力」になった例
ぷれいすGROUPで働く、不安障害のある男性は、長くひきこもっていました。はじめは出勤も安定せず、まわりの配慮のほうが負担だったかもしれません。それがいまでは、経理という会社の一つの業務を任され、それ以外の仕事も、現場を回す「一人の人数」として数えられるようになっています(事例を見る)。
