就労継続支援A型とB型の違い|「A型のほうができる人」は大きな間違いColumn

監修:公認心理師・サービス管理責任者(福祉の経験10年) / 公開:2026年10月8日

A型とB型の違いは、ひとことで言えば「制度が違う」だけです。どちらが上、どちらが下、ということはありません。

いちばんの違いは「雇用契約」があるかどうか

就労継続支援A型就労継続支援B型
契約事業所と雇用契約を結ぶ(その事業所で「雇われて働く」)雇用契約は結ばない
受け取るお金給料(最低賃金が守られる)工賃(作業や成果に応じて)
社会保険など条件を満たせば加入(雇用としての待遇)雇用ではないため対象外
働き方契約にもとづいて、決められた時間・成果を出す義務がある体調に合わせて、日数や時間をフレキシブルに決めやすい

A型は「雇用」なので、最低賃金や社会保険といった雇用としての待遇が守られます。そのかわり、契約にもとづいた成果を出す義務が生まれます。

B型は雇用契約ではないぶん、自由がききます。体調や生活に合わせて、週1日・短い時間から始めることもできます。

「A型のほうができる人、B型は大変な人」は大きな間違い

よく「A型はできる人が多くて、B型は大変な人が多い」と言われることがありますが、まったくそんなことはありません。

たとえば、「今は体力的に、雇用契約にしばられてずっと働くのがしんどい。だから、まずはB型から」という選び方も、ごく自然な選び方です。A型ができてB型ができない、という考え方は大きな間違いです。

  • A型と同じくらい稼げるB型もあります
  • 反対に、B型と同じような作業しかないA型もあります
  • 大切なのは「A型かB型か」より、その事業所で何ができて、自分に合っているかです

事業所の「中身」が問われる時代に

A型は2024年の報酬改定で運営が厳しくなり、閉鎖やB型への切り替えが相次ぎました。今後はB型にも同じような変化があると言われています。

これからは、きちんと生産活動で収益を上げられている事業所が残っていくと考えられます。事業所を選ぶときは、どんなお仕事があって、工賃がどう決まり、その先にどんなステップがあるのかを、見学で確かめてみてください。

2ndぷれいすの場合

2ndぷれいすはB型ですが、自社ブランドの観葉植物「GREEN PLACE」(月1,000個以上を販売)や、企業から受けたお仕事で、平均工賃は月4万円以上(当事業所実績)。全国のB型の平均(月24,141円・令和6年度)を大きく上回っています。週1日・1日1時間から始めて、安定したら週4〜5日を目指し、その先のA型・一般就労へのステップアップも応援しています。

※制度の内容は、お住まいの市区町村や相談支援専門員にもご確認ください。

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