放課後等デイサービスとは
もう大丈夫。
「放デイって何?」「学童とどう違うの?」はじめての方に、わかりやすくお伝えします。
放課後等デイサービス(放デイ)は、障がいや発達の特性のある小学生から高校生が、学校のあとや土曜日、夏休みなどに通える福祉サービスです。児童福祉法にもとづいて、国と市のしくみで運営されています。
放課後等デイサービスでできること
お子さま一人ひとりに「個別支援計画」をつくり、その子に合った支援(療育)をします。国のガイドラインでは、支援を「5領域」に分けて考えます。
健康・生活
身のまわりのこと、生活のリズムなど。
運動・感覚
体の動かし方、感覚の使い方など。
認知・行動
ものごとの理解、行動の切りかえなど。
言語・コミュニケーション
気持ちを伝える、相手の話を聞くなど。
人間関係・社会性
お友だちとのかかわり、集団のルールなど。
家族への支援
保護者の方の相談や、きょうだいへのサポートも大切な役割です。
学童保育とのちがい
放課後等デイサービス
障がいや発達の特性のある小学生〜高校生が対象。受給者証が必要です。一人ひとりの個別支援計画にそって療育をします。学校へのお迎え・ご自宅までの送迎がある施設も多く、利用料には1か月の上限があります。
学童保育(放課後児童クラブ)
おうちの方が仕事などで放課後に家にいない小学生が対象。受給者証はいりません。安心して過ごせる遊びと生活の場で、療育や個別の計画は基本的にありません。
いちばんの違いは、障害福祉サービスかどうかです。学童は小学生ならだれでも通える場所。放課後等デイサービスは、何かしらの生きづらさを感じているお子さまのための場所で、療育の視点で関わります。
スタッフの手厚さも違います。学童が子ども20〜30人に先生1〜2人ほどの世界だとすると、放課後等デイサービスは子ども2人にスタッフ1人くらいのイメージです。
学童から移ってきたお子さまも
学童で預かってはもらえるけれど、トラブルばかりで大変だった。本人のストレスがたまって、家での調子も悪くなってしまった――。そんなお子さまが放課後等デイサービスに通うようになって、すごく落ち着いてきた、ということがあります。
「中学生・高校生になっても放課後の居場所がほしい」というときにも、放課後等デイサービスが選択肢になります。学童と放デイを曜日で使い分けるご家庭もあります。
対象になるお子さま
小学1年生から高校3年生まで(小学校に入る前のお子さまは「児童発達支援」の対象です)。療育手帳などの手帳がなくても、医師の診断書や意見書、市によっては発達検査の結果などで、療育が必要と認められれば利用できます。
Linoぷれいすには、支援学校・支援学級・通常の学級のお子さまが、まんべんなく通っています。
料金のしくみ
利用料は1割負担で、1か月の上限が決まっています。生活保護・市民税非課税の世帯は0円、年収およそ890万円までの世帯は4,600円、それ以上の世帯は37,200円が上限です。Linoぷれいすはおやつ代もいただいていません。
放課後等デイサービスの選び方
放デイは、施設によって雰囲気も支援の中身も大きく違います。見学のときは、次のようなことを確かめてみてください。
- お子さまが「楽しい」と思えそうか。いちばん大事なのは、安心して通えることです。
- どんな療育をしているか。SST・運動・学習など、その子の課題に合っているか。
- 送迎の範囲と時間。学校へのお迎え、ご自宅までの送迎、土曜日・夏休みの時間。
- 保護者の相談にのってくれるか。面談の回数、保護者会、学校との連携。
- 中学・高校、その先まで考えてくれるか。進路の相談ができるか。
よくある質問
放課後等デイサービスは、何歳まで使えますか?
小学1年生から高校3年生までです。
診断がなくても使えますか?(グレーゾーン)
受給者証が必要です。手帳がなくても、医師の診断書や意見書、市によっては発達検査の結果などで申請できます。必要な書類は市によって違うので、受給者証の取り方をご覧ください。
学童と放課後等デイサービスの違いは何ですか?
いちばんの違いは、障害福祉サービスかどうかです。学童は小学生ならだれでも通えますが、療育の視点はありません。放課後等デイサービスは、生きづらさを感じているお子さまのための場所で、一人ひとりの個別支援計画にそって、少人数で手厚く関わります。
学童と放課後等デイサービスは併用できますか?
曜日で使い分けているご家庭もあります。Linoぷれいすは週1回からご利用いただけ、ほかの放課後等デイサービスとの併用もできます。
放課後等デイサービスは無償化の対象ですか?
幼児教育・保育の無償化は小学校に入る前のサービスが対象で、放課後等デイサービスは対象外です。そのかわり、1か月の負担には上限があります。
どんな1日を過ごしますか?
Linoぷれいすでは、学校へお迎えに行き、宿題・おやつ・自由時間・カリキュラム(SSTや運動など)・お掃除・帰りの会のあと、ご自宅までお送りします。土曜日や夏休みはイベントの日が多いです。