仕事を知るJOB
Linoぷれいす児童指導員 中途入社
個人宅を回る営業の4年間
―前職はどのようなお仕事をされていましたか?
前職は営業を4年ほどしていました。企業向けではなくて、個人宅に販売する側の営業です。週5で愛知まで行って、大阪に戻ってくる、というような働き方をしていました。
療育に出会った時期
―ぷれいすGROUPを知ったきっかけを教えてください。
友達の紹介でアルバイトとして入ったんですけど、それがきっかけでこの会社に関わるようになりました。
当時はアルバイトで塾講師をしていたんですけど、ちょうど「違うベクトルで子どもたちと関わりたいな」と思ったタイミングだったんです。その時に、療育という仕事があるのを初めて知って。「やりがい」という部分に重きを置いて始めたのが、最初のスタートでした。
営業中に届いた1通のLINE
―転職や就職を考えたきっかけ、そしてぷれいすに入社した理由を教えてください。
営業をやっている中で1つ目標があって、その目標のために「人と喋る」ということに重きを置いていました。でも、やっぱり人と喋る”内容”自体が、自分には合っていなかったんですよね。ご家庭に合わせてお話はするんですけど、営業なので「どれだけ高く売るか」という部分が重要になってくるので……。
営業をしながら、ここ(Linoぷれいす)でもアルバイトを続けていたんです。そんな中で、先生から連絡をいただくことがあって。「子どもが算数を教えてもらって、花丸をもらって嬉しそうにしていたよ。それが成功体験に繋がって、すごく良い経験になったと思う」という内容のLINEを、営業中にもらったんですよね。
その時に、「やっぱり自分は、誰かに何かを与えられたり、寄り添って、その子や関わる人にとってプラスになるような仕事がしたいな」と改めて実感しました。それが、ぷれいすに入社した一番のきっかけです。
営業経験が活きる、会話の力
―前職の経験が今にどう繋がっていると感じますか?
やっぱり「人と会話する」というのが、営業の第一線で一番やらないといけないことだったので、そこですね。
もちろん保護者の方も子どもたちもそうですけど、営業の時とはだいぶ対象が違うので、難しいと感じることもあります。それでも、前職の経験があるおかげで、比較的会話力は活きているのかなと思っています。
保護者の方がどう感じるかという部分も、2年目になってかなり慣れてきたところもあるかもしれないんですけど、少しずつうまくお話ができるようになってきているのかな、と感じています。
一人ひとり違うからこそ、自分の「引き出し」が増えていく
―放課後等デイサービスならではの支援の難しさや面白さを教えてください。
子どもたちって、誰でもそうだと思うんですけど、一人ひとり接し方が違いますよね。
たとえばお勉強をしている子でも、「今日はこのやり方、この声かけだったら上手く取り組めた」という日もあれば、同じことを伝えていても、その日の本人の気持ちによって全然違ってきたりする。日々、その子のコンディションや成長段階によって、自分たちの関わり方も変わっていきます。
子ども一人ひとりに対してもそうですし、保護者の方に対してもそうなんですけど、全員に対して関わり方や伝え方が変わるからこそ、自分の中の引き出しがどんどん増えていくんですよね。「どうやったら伝わるかな」「どうやったらやってくれるようになるかな」と考える時間や、そこに対するやりがいこそが、この仕事の難しさであり、面白さなのかなと思います。
朝礼から送迎まで、放課後デイの1日
―1日の仕事の流れを教えてください。
10時に出勤して、まずは朝礼をします。お昼休憩は基本12時からですが、会議などが入ると、1時など空いている時間に行くこともありますね。
送迎を担当するスタッフは、学校が終わる子が増える2時過ぎくらいから送迎に向かいます。だいたい4時か4時半くらいには落ち着いてきますね。
その後、4時から6時までは、教室の中でテレビを見たり、サーキットやリズムといったカリキュラムをみんなと一緒にやります。あとは個別にお勉強を見てあげたり、という流れです。
最後は6時頃に活動が終わって、そこから送迎や片付けをして終了、という感じですね。
「ここを去った後も困らないように」と声をかけてくれる会社
―実際に働いてみて感じた"ぷれいすらしさ"は何ですか?
実際に働いてみて感じたのは、「ここでどうなりたいか」も大事かもしれないんですけど、それ以上に「もしここを去った後、他の会社に行った時にも困らないように」という視点で、いろいろな声かけやサポートをしてくれるところですね。
ここだけで通用することじゃなくて、外に出てからも困らないように、いろんな声をかけてくれたり、相談に乗ってくれたりするんです。
ありきたりな言葉になっちゃいますけど、うわべだけじゃなくて本当に人を大切にしてくれる。そういう温かさがあるところが、やっぱり「ぷれいすらしさ」なのかなと感じています。
子どもにも保護者にも「居場所」となる施設づくり
―今後の目標とその理由を教えてください。
今の目標は、施設長になって、その先で、子どもたちが通いやすくて、保護者にとっても子どもたちにとっても本当に「居場所」となるような施設にしていくことです。
グレーゾーンであったり発達の特性というのは、昔に比べたら認知度は上がってきたと思うんですけど、それでもまだどこかマイノリティーな感じがあるなと思っていて。そういった方たちが、安心して通える場所にしたいんです。
保護者の方って、子どもたちと四六時中、24時間ずっと一緒にいるわけじゃないですか。そうなると、どうしてもその子の苦手な部分や嫌な部分ばかりが目についてしまいがちだと思うんです。もしそういう関わり方ばかりが続いてしまうと、子ども自身も自分のことが嫌いになってしまったり、親子の間で良い関係が築けなくなったりしてしまうと思うんですよね。
だからこそ、僕たちが「居場所」になって、「子どもたちにはこういう良い面もありますよ」「こんな風に成長しましたよ」というのを、しっかり発信し続けたいんです。「こういう関わり方をしたら、もしかしたらご家庭でも良い動きになってくれるかもしれないですよ」という提案もしていけたらなと。
送迎時や面談など、直接お母さんたちとお話しできる機会にそういったことを積極的にお伝えすることで、24時間一緒にいるだけでは気づけなかった子どもの良い部分や、日々の小さな成長に気づいてもらえるきっかけになりたいんです。やっぱり、ずっと一緒にいると成長って感じにくいと思うので。
そうやって成長の部分に気づくことで、子どもたち自身の自信にも繋がるし、保護者の方にとっても「自分もこういう風に子どもを見られるようになったんだ」という自信に繋がっていくと思うんですよね。そういう良い循環を、どんどんご家庭に還元していきたいなと思っています。
視野の狭さと向き合う日々、成長を見た瞬間の喜び
―この仕事の"しんどさ"と"喜び"を正直に教えてください。
しんどさは、僕自身の問題なんですけど、子ども一人ひとりへの対応の中で「まだまだ視点が足りてないな」と感じる部分ですね。
「もっと保護者の視点に立って考えてみてね」とか、「子どもの助けになる関わり方はこうだよ」とか。あるいはイベントを企画するときに「こういう注意点があった方がいいよね」とか。そういうところで自分の視野の狭さを突きつけられる時は、しんどさを感じてしまいますね。「自分ではそこまで気が回らなかったな」って、あとから言われて初めて気づくことも多くて。視野の広さがまだまだ足りていないなと感じます。
一方で喜びは、やっぱり子どもたちの成長を目の当たりにしたときです。少しでも「昨日よりも成長してた」とか「何かができるようになった」という姿を見られたとき。
もちろん学校での成長もあると思うんですけど、ここに通っていたからこそ、子どもたち同士でちゃんと話し合って次の遊びを決められたり、「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えたり。そういう成長の瞬間をすぐそばで見られたときは、本当に嬉しいです。
それに、自分自身の働きかけに対して、子どもが目の前で頷いてくれたり、反応をくれて変わっていく姿を見られたときも、やっぱりすごく嬉しいですね。